平成20年度
河津町普通会計財務書類
総務省方式改訂モデル
・貸借対照表
・行政コスト計算書
・純資産変動計算書
・資金収支計算書
平成22年3月
はじめに
新地方公会計制度について
新地方公会計制度とは、現行の地方公共団体の会計制度が、現金主義・単式
簿記によるものとなっていましたが、新地方公会計制度では、現行の会計制度
に発生主義、複式簿記の考えを加えた財務書類を作成・開示することにより、
資産や債務の適正な管理や有効活用を図り、地方公共団体の管理強化を図る制
度です。
現行の会計制度では、単年度毎の支出ベースの帳票であり、職員の退職金の
引当金など将来発生する費用や、建物などの減価償却を把握することはできま
せんでした。「いま資産や債務の実態はどうなっているか」「将来負担に関して
どのくらい費用が必要なのか」といった全体の費用を把握することができませ
んでした。しかし新地方公会計制度では、必要な財務書類を作成することによ
り、見えにくいコストや正確なストックなどの実態を把握し、また分析を行い、
財政状況を悪化させている原因や効果的・効率的な行政運営を進めていくため
の活路を見出すことができます。
発生主義とは、歳入歳出という現金の動きだけでなく、すべての行政資産を統合的
に管理するために導入された考えです。
単式簿記とは、例えば、建物を建設したとき、現金主義では「建物が増えた」とい
う記録は必要なく、「建物を建てるためにお金を出した」という記録のみを行います。 お金を払った目的や、性質を区分することは必要ですが、建物についての金額面では 記録は必要とされません。
複式簿記とは、現金以外の資産負債を含めた行政資源の動きを記録することができ ます。
新地方公会計制度の公表にあたり
新地方公開制度では、普通会計ベース及び連結ベースの帳票が必要となりま
す。「貸借対照表」、「行政コスト計算書」、「資金収支計算書」、「純資産変動計算
書」の四つの帳票が必要となります。帳票作成の方式として「基準モデル」と
「基準モデル」とは、すべての資産を公正価値により評価したうえで、固定
資産台帳を作成するとともに、個々の取引情報を発生主義により複式帳票とし
て作成し公表する方式です。「総務省方式改定モデル」は、当面の間、固定資産
台帳や個々の複式簿記によらず、既存の決算統計データ等を活用していくこと
となります。
河津町は、「基準モデル」では公表開始時にすべての資産整備を行わなければ
ならないため、既存の決算統計データ等を活用していく「総務省方式改定モデ
ル」にて公表を行い、段階的に資産評価を取り入れていくこととしました。
河津町普通会計財務書類
対象会計
普通会計(一般会計、駅前広場整備事業特別会計、土地取得特別会計)
作成基準日
平成21年3月31日現在(20年度末)
ただし、出納整理期間(平成21年4月1日から平成21年5月31日)
財務書類4表の関連
① 貸借対照表
住民サービスを提供するために保有している財産(資産)と、その資産をど
のような財源(負債・純資産)で賄ってきたかを総合的に対象表示した財務書
類であり、表内の資産合計額(表左側)と負債・純資産合計額(表右側)が一
致し左右がバランスしていることからバランスシートとも呼ばれています。
② 行政コスト計算書
4月1日から3月31日までの1年間の行政活動のうち、福祉活動やごみの収集と
いった資産形成に結びつかない行政サービスに要したコストと、その財源の対
応をフロー情報として示した財務書類です。
③ 純資産変動計算書
貸借対照表の「純資産の部」に計上されている各数値が、1年間でどのよう
に変動したかを表している財務書類です。
④ 資金収支計算書
歳計現金(資金)の出入りの情報を「経常的収支の部」「公共資産整備収支
貸借対照表
貸借対照表は、住民サービスを提供するために保有している財産とその財産
をどのような財源で賄ってきたかを総括的に対照表示した一覧表で、「資産」
「負債」及び「純資産」から構成されています。貸借対照表の左側(借方)に
当町が保有している「資産」を示し、右側(貸方)に資産を形成したために将
来の世代が負担し今後支払が必要になるもの「負債」と、これまでの世代が既
に負担し支払の必要がないもの「純資産」がいくらあるのかが示されています。
左側(借方)に計上している資産の残存価格と、右側(貸方)に計上している
負債残額と純資産残額を加算した金額が同じであることから、バランスシート
とも呼ばれています。
「資産」には①自治体が住民サービスを提供するために使用すると見込まれ
るもの(使う資産)と②将来、自治体に資金流入をもたらすもの(売れる資産、
回収する資産)の二つがあります。例えば、①についてはインフラ資産や施設
などの有形固定資産が含まれ、②は税金の未収入金や売却可能資産などが含ま
れます。
「負債」とは、将来、支払い義務の履行により自治体から資金流出をもたら
すものです。負債に計上される主たる項目として地方債があります。地方債は、
将来償還していく義務があるため負債へ計上しています。また、地方債は、公
住民サービスを受ける世代間の公平性の観点から発行されるといわれています。
このため、負債は「将来世代が負担する部分」という見方ができます。
「純資産」とは、資産と負債の差額です。純資産に計上される主たる項目と
して補助金や一般財源があります。地方債の場合と同様に住民サービスを提供
するために保有する財産の財源としてみた場合、純資産は「現在までの世代が
(単位:千円)
[資産の部] [負債の部]
1 公共資産 1 固定負債
(1) 有形固定資産 (1) 地方債 3,321,501 ①生活インフラ・国土保全 8,323,303 (2) 長期未払金
②教育 4,108,846 ①物件の購入等 ③福祉 36,801 ②債務保証又は損失補償 ④環境衛生 235,472 ③その他
⑤産業振興 4,129,979 長期未払金計 64,260 ⑥消防 302,124 (3) 退職手当引当金 553,324 ⑦総務 3,064,880 (4) 損失補償等引当金 0
有形固定資産計 20,201,405 固定負債合計 3,939,085
(2) 売却可能資産 1,036,849
公共資産合計 21,238,254 2 流動負債
(1) 翌年度償還予定地方債 350,758 2 投資等 (2) 短期借入金(翌年度繰上充用金) 0
(1) 投資及び出資金 (3) 未払金 20,938 ①投資及び出資金 5,100 (4) 翌年度支払予定退職手当 0 ②投資損失引当金 △ 5,100 (5) 賞与引当金 44,899
投資及び出資金計 0 流動負債合計 416,595
(2) 貸付金 20,400
(3) 基金等 負 債 合 計 4,355,680
①退職手当目的基金 0 ②その他特定目的基金 403,997
③土地開発基金 365,481 [純資産の部]
④その他定額運用基金 0 1 公共資産等整備国県補助金等 6,297,554 ⑤退職手当組合積立金 0
基金等計 769,478 2 公共資産等整備一般財源等 13,852,988
(4) 長期延滞債権 402,111
(5) 回収不能見込額 △ 120,079 3 その他一般財源等 △ 1,235,330 投資等合計 1,071,910
4 資産評価差額 67,765 3 流動資産
(1) 現金預金 純 資 産 合 計 18,982,977
①財政調整基金 684,611 ②減債基金 111,636 ③歳計現金 228,709
現金預金計 1,024,956
(2) 未収金
①地方税 7,362 ②その他 49 ③回収不能見込額 △ 3,874
未収金計 3,537
流動資産合計 1,028,493
資 産 合 計 23,338,657 負 債 ・ 純 資 産 合 計 23,338,657
※1 他団体及び民間への支出金により形成された資産 ①生活インフラ・国土保全 千円
②教育 千円
③福祉 千円
④環境衛生 千円 ⑤産業振興 千円
⑥消防 千円
⑦総務 千円
計 千円
上の支出金に充当された財源 ①国県補助金等 千円
②地方債 千円
③一般財源等 千円
計 千円
※2 債務負担行為に関する情報 ①物件の購入等 千円 ②債務保証又は損失補償 千円 (うち共同発行地方債に係るもの 千円)
③その他 千円
※3 地方債残高(翌年度償還予定額を含む)のうち2,960,087千円については、償還時に地方交付税の算定の基礎に含まれることが見込まれているものです。 ※4 普通会計の将来負担に関する情報
普通会計の将来負担額 5,312,573千円
[内訳] 普通会計地方債残高 3,672,259千円 3,672,259千円
債務負担行為支出予定額 31,761千円 85198千円 千円
公営事業地方債負担見込額 0千円 千円
一部事務組合等地方債負担見込額 760,478千円 千円
退職手当負担見込額 848,075千円 848,075千円
第三セクター等債務負担見込額 0千円 0千円 千円
連結実質赤字額 0千円 一部事務組合等実質赤字負担額 0千円 基金等将来負担軽減資産 3,756,334千円 [内訳] 地方債償還額等充当基金残高 796,247千円 地方債償還額等充当歳入見込額 0千円 地方債償還額等充当交付税見込額 2,960,087千円 (差引)普通会計が将来負担すべき実質的な負債 1,556,239千円
※5 有形固定資産のうち、土地は4,458,768千円です。また、有形固定資産の減価償却累計額は15,135,896千円です。
80,906
項目
負債計上 【(翌年度償還予定)地 方債・(長期)未払金・引
当金】
注記 【契約債務・
偶発債務】
[内訳]
金額
1,618,661 0
貸借対照表
(平成21年3月31日現在)
0 0
△ 53,437
0 252,329 295,635 0 0 64,260 998,003 203,279 1,269,383 760,478 0
貸 方 借 方
(単位:千円)
[資産の部] [負債の部]
1 公共資産 1 固定負債
(1) 有形固定資産 (1) 地方債 3,223,593 ①生活インフラ・国土保全 8,484,153 (2) 長期未払金
②教育 3,758,283 ①物件の購入等 ③福祉 37,898 ②債務保証又は損失補償 ④環境衛生 253,164 ③その他
⑤産業振興 4,146,635 長期未払金計 68,010 ⑥消防 335,261 (3) 退職手当引当金 806,430 ⑦総務 4,253,641 (4) 損失補償等引当金 0
有形固定資産合計 21,269,035 固定負債合計 4,098,033
(2) 売却可能資産 0
公共資産合計 21,269,035 2 流動負債
(1) 翌年度償還予定地方債 437,877 2 投資等 (2) 短期借入金(翌年度繰上充用金) 0
(1) 投資及び出資金 (3) 未払金 35,272 ①投資及び出資金 0 (4) 翌年度支払予定退職手当 0 ②投資損失引当金 0 (5) 賞与引当金 48,598
投資及び出資金計 0 流動負債合計 521,747
(2) 貸付金 80,000
(3) 基金等 負 債 合 計 4,619,780
①退職手当目的基金 0 ②その他特定目的基金 491,877
③土地開発基金 336,404 [純資産の部]
④その他定額運用基金 0 1 公共資産等整備国県補助金等 6,405,616 ⑤退職手当組合積立金 12,295
基金等計 840,576 2 公共資産等整備一般財源等 13,714,546
(4) 長期延滞債権 191,259
(5) 回収不能見込額 △ 89,865 3 その他一般財源等 △ 1,315,193 投資等合計 1,021,970
4 資産評価差額 0 3 流動資産
(1) 現金預金 純 資 産 合 計 18,804,969
①財政調整基金 781,638 ②減債基金 111,193 ③歳計現金 227,551
現金預金計 1,120,382
(2) 未収金
①地方税 24,885 ②その他 592 ③回収不能見込額 △ 12,115
未収金計 13,362
流動資産合計 1,133,744
資 産 合 計 23,424,749 負 債 ・ 純 資 産 合 計 23,424,749
※1 他団体及び民間への支出金により形成された資産 ①生活インフラ・国土保全 千円
②教育 千円
③福祉 千円
④環境衛生 千円 ⑤産業振興 千円
⑥消防 千円
⑦総務 千円
計 千円
上の支出金に充当された財源 ①国県補助金等 千円
②地方債 千円
③一般財源等 千円
計 千円
※2 債務負担行為に関する情報 ①物件の購入等 千円 ②債務保証又は損失補償 千円 (うち共同発行地方債に係るもの 千円)
③その他 千円
※3 地方債残高(翌年度償還予定額を含む)のうち3,092,995千円については、償還時に地方交付税の算定の基礎に含まれることが見込まれているものです。 ※4 普通会計の将来負担に関する情報
普通会計の将来負担額 5,332,617千円
[内訳] 普通会計地方債残高 3,661,470千円 3,661,470千円
債務負担行為支出予定額 10,273千円 0千円 千円
公営事業地方債負担見込額 0千円 千円
一部事務組合等地方債負担見込額 831,789千円 千円
退職手当負担見込額 829,085千円 829,085千円
第三セクター等債務負担見込額 0千円 0千円 千円
連結実質赤字額 0千円 一部事務組合等実質赤字負担額 0千円 基金等将来負担軽減資産 3,985,826千円 [内訳] 地方債償還額等充当基金残高 892,831千円 地方債償還額等充当歳入見込額 0千円 地方債償還額等充当交付税見込額 3,092,995千円 (差引)普通会計が将来負担すべき実質的な負債 1,346,791千円
※5 有形固定資産のうち、土地は4,375,318千円です。また、有形固定資産の減価償却累計額は14,280,871千円です。
10,273 0 831,789
0
項目 金額
[内訳] 負債計上 注記 【(翌年度償還予定)地
方債・(長期)未払金・引 当金】
【契約債務・ 偶発債務】
0 0 0
△ 103,282
146,683 217,320 1,272,361 1,636,364 1,636,364 1,028,164 0 52,175 225,584 304,465 0
借 方
貸借対照表
(平成20年3月31日現在)
25,976 0 0 68,010
行政コスト計算書
行政コスト計算書は、4月1日から翌年の3月31日までの1年間の行政活動
のうち福祉活動やごみの収集といった資産形成に結びつかない行政サービスに
係る経費とその行政サービスの直接の対価として得られた財源を対比させた財
務書類です。
行政コスト計算書は、「経常行政コスト」と「経常収益」からなりこれらを差
し引きしたものが「純経常行政コスト」になります。また行政コスト計算書は
性質別と行政目的別(行政分野別)のマトリックス形式で表示されます。性質
別区分と目的別区分で表示することで、例えば教育の分野のサービスを提供す
るために人件費や物件費などどのような性質の経費が用いられているかが分か
るようになっています。
「経常行政コスト」(行政サービスに係る経費)は、性質別(性質別行政コスト)
と行政目的別(目的別行政コスト)に分解してみる方法があります。
行政コスト計算書を縦方向に見る「性質別行政コスト計算書」で経常行政コス
トの内訳をみると人件費、物件費といった経費と退職手当引当金繰入等や減価
償却費といった発生主義特有の勘定科目とで表されています。このように「性
質別行政コスト計算書」では、資産形成に結びつかない1年間の行政サービス
を提供するにあたって人件費や物件費、補助金といったどのような性質の経費
が用いられたか、また、このような行政サービス提供の見返りとして使用料や
手数料といった受益者負担等がどの程度あったのかを把握することができます。
一方、行政コスト計算書を横方向に見る「目的別行政コスト計算書」では、経
常行政コストと経常収益が、生活インフラ・国土保全、教育、福祉といった行
行政コスト計算書
自 平成20年4月 1日 至 平成21年3月31日
【経常行政コスト】 (単位:千円)
総 額 (構成比率)
生活インフラ・ 国土保全
教 育 福 祉 環 境 衛 生 産 業 振 興 消 防 総 務 議 会 支 払 利 息
回収不能 見込計上額
その他
(1)人件費 710,416 20.4% 53,601 140,034 28,344 51,790 88,629 7,291 295,844 44,883 0
(2)退職手当引当金繰入等 0 0.0% 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1(3)賞与引当金繰入額 0 0.0% 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小 計 710,416 20.4% 53,601 140,034 28,344 51,790 88,629 7,291 295,844 44,883 0
(1)物件費 623,354 17.9% 23,152 117,980 18,875 82,120 208,787 22,205 147,371 2,864 0
(2)維持補修費 43,976 1.3% 4,984 10,411 8 0 25,657 2,120 796 0
(3)減価償却費 855,025 24.5% 231,258 93,100 2,863 17,692 288,336 57,890 163,886
小 計 1,522,355 43.7% 259,394 221,491 21,746 99,812 522,780 82,215 312,053 2,864 0
(1)社会保障給付 218,884 6.3% 1,591 206,651 10,642
(2)補助金等 684,743 19.6% 1,686 21,120 134,334 248,003 62,015 157,853 59,359 373 0
3(3)他会計等への支出額 228,747 6.6% 0 0 208,268 8,742 0 11,737 0 0
(4)他団体への 公共資産整備補助金等
58,536 1.7% 4,610 0 0 37,980 15,946 0 0 0
小 計 1,190,910 34.2% 6,296 22,711 549,253 305,367 77,961 169,590 59,359 373 0
(1)支払利息 61,488 1.8% 61,488
(2)回収不能見込計上額 0 0.0% 0
(3)その他行政コスト 0 0.0% 0 0
小 計 61,488 1.8% 0 0 0 0 0 0 0 0 61,488 0 0
3,485,169 319,291 384,236 599,343 456,969 689,370 259,096 667,256 48,120 61,488 0 0
( 構 成 比 率 ) 9.2% 11.0% 17.2% 13.1% 19.8% 7.4% 19.1% 1.4% 1.8% 0.0% 0.0%
【経常収益】
一般財源 振替額
1 使 用 料・ 手 数 料 b 109,010 3,109 7,771 0 2,581 91,157 0 4,392 0 0 0 0
2 分 担 金 ・ 負 担 金 ・ 寄 附 金 c 27,607 1,455 4,481 17,518 1,210 2,943 0 0 0 0 0 0
136,617 4,564 12,252 17,518 3,791 94,100 0 4,392 0 0 0 0
d/a 3.92% 1.4% 3.2% 2.9% 0.8% 13.7% 0.0% 0.7% 0.0% 0.0% 0.0%
3,348,552 314,727 371,984 581,825 453,178 595,270 259,096 662,864 48,120 61,488 0 0 0
( 差 引 ) 純 経 常 行 政コ ス ト a- d
2
4
経 常 行 政 コ ス ト a
経 常 収 益 合 計
純資産変動計算書
純資産変動計算書は貸借対照表の純資産の部に計上されている数値が1年間
でどのように変動したかを表している計算書です。
純資産の部は今までの世代が負担してきた部分ですので、1年間で今までの世代
が負担してきた部分が増減したのかがわかる書類です。
純経常行政コストと財源
純経常行政コストの金額に対して一般財源および経常的な補助金等受入の金
額がどの程度あるかを見ることにより、純経常行政コストが受益者負担以外の
経常的な財源によりどの程度賄われているかがわかります。
科目振替
純資産の増減はないが、各科目間で財源の移動が生じた場合には、便宜上「⑤
科目振替」により、その調整を行っています。
科目振替の中に「減価償却による財源増」がありますが、これは償却資産の財
源である「公共資産等整備国県補助金等」と「公共資産等整備一般財源等」が
減価償却分だけ減少し、その分が「その他一般財源等」に振り替えられたこと
(単位:千円) 純資産合計
公共資産等整備 国県補助金等
公共資産等整備 一般財源等
その他 一般財源等
資産評価差額 期首純資産残高 18,804,969 6,405,616 13,714,546 △ 1,315,193 0
純経常行政コスト △ 3,118,797 △ 3,118,797 一般財源
地方税 1,185,918 1,185,918
地方交付税 1,418,715 1,418,715 その他行政コスト充当財源 254,525 254,525 補助金等受入 446,093 203,834 242,259 臨時損益
災害復旧事業費 △ 6,844 △ 6,844
公共資産除売却損益 6,722 6,722
投資損失 △ 76,089 △ 76,089
損失補償等引当金繰入等 0 0
科目振替
公共資産整備への財源投入 339,601 △ 339,601
公共資産処分による財源増 0 0 0 0
貸付金・出資金等への財源投入 291,777 △ 291,777 貸付金・出資金等の回収等による財源増 △ 30,000 △ 291,168 321,168 減価償却による財源増 △ 281,896 △ 573,129 855,025 地方債償還等に伴う財源振替 359,416 △ 359,416
資産評価替えによる変動額 67,765 67,765
無償受贈資産受入 0 0
その他 0 11,945 △ 11,945
期末純資産残高 18,982,977 6,297,554 13,852,988 △ 1,235,330 67,765
BS残高 6,297,554 13,852,988 △ 1,235,330 67,765
差額 0 0 0 0
OK OK OK OK
純資産変動計算書
資金収支計算書
資金収支計算書は、現金主義により実際の現金の流れを追ったものであり、出
入りの情報を性質の異なる3つの区分「経常的収支の部」、「公共資産整備収支
の部」、「投資・財務的収支の部」に分けて表示した財務書類です。
経常的収支の部
経常的収支の部には人件費や物件費などの支出と税収や手数料などの収入
が計上されており日常の行政活動による資金収支の状況が表示されています。
公共資産整備収支の部
公共資産整備収支の部では、公共資産の整備などによる支出とその財源で
ある補助金・地方債などによる収入が計上されており、いわゆる公共事業に
伴う資金の使途とその財源の状況が表示されます。
投資・財務的収支の部
投資・財務的収支の部には、出資、貸付、基金の積立、地方債の返済など
による支出とその財源である補助金、地方債、貸付金元金の回収などの収入
が計上されており、投資活動や地方債の返済による資金の出入りの状況が表
示されています。
3つの区分で表される資金収支計算書から、どのような活動に資金が必要となり、
それをどのように賄ったかがわかるとともに、歳計現金をどのような性質の活
( 単位: 千円) 人件費
物件費 社会保障給付 補助金等 支払利息
他会計等への事務費等充当財源繰出支出 その他支出
支 出 合 計
地方税 地方交付税 国県補助金等 使用料・ 手数料
分担金・ 負担金・ 寄附金 諸収入
地方債発行額 基金取崩額 その他収入
収 入 合 計
経 常 的 収 支 額
公共資産整備支出
公共資産整備補助金等支出
他会計等への建設費充当財源繰出支出
支 出 合 計
国県補助金等 地方債発行額 基金取崩額 その他収入
収 入 合 計
公 共 資 産 整 備 収 支 額
投資及び出資金 貸付金
基金積立額
定額運用基金への繰出支出
他会計等への公債費充当財源繰出支出 地方債償還額
長期未払金支払支出
支 出 合 計
国県補助金等 貸付金回収額 基金取崩額 地方債発行額 公共資産等売却収入 その他収入
収 入 合 計
投 資 ・ 財 務 的 収 支 額
翌年度繰上充用金増減額 当年度歳計現金増減額 期首歳計現金残高
期末歳計現金残高 O K
※1 一時借入金に関する情報
①資金収支計算書には一時借入金の増減は含まれて いません。
②平成2 0 年度における一時借入金の借入限度額は0 千円で す。
③支払利息のう ち、一時借入金利子は4 3 9 千円で す。
※2 基礎的財政収支( プライマ リーバランス ) に関する情報
収入総額 千円
地方債発行額 △
財政調整基金等取崩額 △
支出総額 △
地方債元利償還額 財政調整基金等積立額
基礎的財政収支 千円
498,927 4,060
△ 4 5 ,1 6 6
3,998,185 448,667 100,644 3,997,027 1,158 227,551 228,709 6,722 64,757 156,434
△ 3 5 8 ,9 6 1
0 30,000 54,955 0 0 75,829 962 0 515,395 226 437,878
△ 2 7 7 ,7 7 4
3 投 資 ・ 財 務 的 収 支 の 部
500 0 311,000 0 136,240 631,206 824,244 26,200 908,980 183,966 58,536 42,558 3,210,545 637,893
2 公 共 資 産 整 備 収 支 の 部
61,488 222,947 26,861 13,166 137,667 260,305 959,603 1,418,715 232,127 119,543
資金収支計算書
自 平成2 0 年4 月 1 日 至 平成2 1 年3 月3 1 日
1 経 常 的 収 支 の 部